サラリーマントレーダーのchimaoです!
『FXの検証のやり方が分からない!』
『FXの手法の作り方が分からない!』
『そもそも検証や手法って重要なの?』
『他人の検証のやり方や手法の作り方が知りたい!』
このような方に向けて書いておりますので、少しでも参考になれば嬉しいです(^^)/
この記事で分かる事
・検証や手法の重要性について
・検証の具体的なやり方
・手法の具体的な作り方
【初心者でも簡単】FXの検証のやり方と手法の作り方を公開~具体例で詳しく解説~
今回の記事では、FXの検証のやり方、そして手法の作り方を公開していきます!
私もFXを始めたばかりの初心者の頃は、
『検証ってなに?』
『手法ってなに?』
という状態だったので、検証を行い、自分の手法を作るという流れが全然分かっていなかったです(^▽^;)
そのため、余計な時間と労力、そして大事なお金を無駄にしてしまいました・・・。
この記事では、そんな過去の初心者の頃の自分に向けて、『検証のやり方と重要性』と『手法の作り方と重要性』を書いていきますので、ぜひ参考にしていただければと思います!
『他人の検証のやり方や手法の作り方が知りたい!』という方は、流し読みで見てください!
また、先に大事なことを一つお伝えすると『FXに正解は無い』ので、この記事で紹介する検証のやり方や手法の作り方は、あくまで具体例の一つだと捉えてください(^^)/
その前に、少し私の自己紹介です(^^)/
現在私は、FX歴は3年目で、2020年5月からトレードの手法が安定し、コツコツと収益を出し続けており、収支報告も毎週欠かさず更新し続けています!
また、私のモットーは『FXに時間と手間をかけない』です!
現在私は、一日2~3分ほどの時間でトレードをしており、テクニカル分析も一切使っていません!
手間もかからないので、時間が無いサラリーマンでも出来ちゃいます!
そして、2021年5月2週目の段階で、このブログで公開している手法でトレードを始めて1年が経過し、結果は『年利24.23%』で利益は『585,595円』でした!
私の手法を完全公開している記事もあるので、気になる方はぜひ併せてご覧ください!
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その他にも、仮想通貨や株、NISAやポイ活、ブログ運営などの副業全般についての収支報告も全て公開しているので、良ければご覧ください!
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検証や手法の重要性について
まずは、『検証』
一部の天才を除けば、勝ち続けるトレーダーになるまでのプロセスは大体同じです。
トレードルール作成 ⇒ 過去検証 ⇒ 検証結果分析 ⇒ トレードルール改正 ⇒ 実践 ⇒ 失敗 ⇒ 実践結果分析 ⇒ トレードルール改正 ⇒ 実践 ・・・・・。
大まかにこんな感じを繰り返し、勝ち続けるトレーダーに近づいていきます。
多くの人が『失敗』のところで絶望感を感じ、市場から去ってしまいます。
資金を全部溶かすどころか借金をする人や資金の数%の損失で済む人も居ます。
勝ち続けるには、実践経験値は不可欠なので、市場で生き残り続けるのが大事です!!
その為には、まずは資金管理は徹底して行ってください( ゚Д゚)
ハイレバレッジは止めて、低レバレッジで行うこと。
これを前提に、上記の流れを繰り返して、たくさん失敗してください。
そして経験をたくさん積んで勝ち続けるトレーダーに近づいてください(^^)/
ポイント
失敗前提で話すので気を悪くしないでください( ;∀;)
資金管理については、一度かなり痛い目を見ないと分かりません💦
資金が少ない早いうちに大きな失敗をして資金管理の大事さを痛感することも大切です。
トレードルールとは
トレードルールとは、エントリーポイント、利確ポイント、損切りポイントの条件を決めることです。
トレードルールを決めておくと『値頃感』や『何となく買う(売る)』などの根拠ないエントリーを防げます。
そのため、無駄なエントリーが無くなり、根拠のないトレードをしなくなるので、精神的にも安定しますし、トレード成績も安定します(^^)/
勝ち続けている人は、必ずと言っていいほど、マイトレードルールを持っています!!
皆さんも、自分のマイトレードルールを構築しましょう(^^)/
この後は、例を元に話を進めていきます!
エントリーから利益確定・損切りポイントの条件設定
では、まず最初にエントリーポイントの条件を決めましょう。
この後の条件設定にも通じますが、最初はシンプルにすることをオススメします。
最初から色んな要素を加えて複雑にすると、優位性がどこから来ているのかが分からないですし、分析も複雑になるのでかなり面倒です。
例えば、最初は『水平線』のみで優位性をある程度分析するとします。
『水平線』を完全に使いこなし、活用出来たところでチューニング材料として『フィボナッチ』を組み合わせる。
と言ったように、あれこれ手を出さずに、まずは一つの手法をしっかり使いこなし活用できるようになってから、他の手法を組み合わせましょう(^^)/
では、早速本題です!!
今回例にするのは、ゴールデンクロスとデッドクロスです(/・ω・)/
今回のトレードルール
【エントリーポイント】
ゴールデンクロス発生時に買エントリー(デッドクロス発生時は、売エントリー)
【損切りポイント】
ゴールデン買エントリー ⇒ 直近安値
デッド売エントリー ⇒ 直近高値
【利確ポイント】
ゴールデン買エントリー ⇒ 直近高値
デッド売エントリー ⇒ 直近安値
エントリーポイントの設定
下図チャートは1分足です。
移動平均線の青は200、黄色太線は75です。
エントリーポイントは、図中の赤い矢印の部分、黄色の線が青の線を上から下に突き抜けたところで売り(ショート)のエントリーです。
いわゆる『デッドクロス』というやつですね。
今回のトレードルールは『デッドクロス』で売り(ショート)エントリー。
『ゴールデンクロス』で買い(ロング)エントリー、というシンプルなルールで話を進めていきます。
上記の図の通り、縦と横の赤線が交差しているところがエントリーポイントです。
この時のエントリー価格は、107.873です。
ゴールデンクロス、デッドクロスとは
【ゴールデンクロス】
短期移動平均線(上記図中の黄線)が長期移動平均線(上記図中の青線)を下から上に突き抜ける事。
【デッドクロス】(上記の図がデッドクロスです)
短期移動平均線が長期移動平均線を上から下に突き抜ける事。
損切りポイントの設定
エントリーポイントのルールが決まったら、損切りポイントのルールを決めましょう!
※利確ポイントのルールが先でもどちらでも良いです。
今回は、シンプルなルールで進めますので、一番直近の高値に損切りポイントを置きたいと思います。
少し浅すぎるかもしれませんが、例えなので、このまま話を進めていきます(/・ω・)/
図の赤い矢印のところに、損切りポイントを設定しました。
この時の損切りポイントの価格は、107.947です。
ポイント
損切りポイントも含めてですが、色んなやり方があります。
大事なのは、稼ぐという目的を見失わないことです。
教科書通りに行う、皆がやってるから正しい。これはちょっと違う気がします。
トータルで稼げれば、それが正解です。
結果稼げてれば何の問題もありません。
何故なら稼ぐことが目的ですからね(^^)/
利益確定ポイントの設定
では、続いて利益確定ポイントの設定です。
こちらもシンプルなルールで進めますので、一番直近の安値に利益確定ポイントを置きたいと思います。
図の赤い矢印のところに、利益確定ポイントを設定しました。
この時の利益確定ポイントの価格は、107.791です。
結果、今回のトレードだと、約8PIPS取れました^^
共通ポイント
損切りポイントや利確ポイントで大事なのは、皆が意識するラインをしっかり認識することです。
直近安値や直近高値、過去のレジスタンスラインやサポートラインをしっかり認識しましょう。
意識されるラインは多数あり、そのラインに到達した時点で価格が大きく動く可能性は高いです。
反発したり、そのまま突き抜けてトレンドに乗るかもしれないし、ダマしかもしれません。
なかなか予測するのは難しいですよね( ;∀;)
しかし、その意識されているラインまで価格が近づいていく可能性は高いです。
意識されているラインまでの間でトレードを済ました方が安全だと私は考えます(^^♪
では、今回のトレードルールのおさらいです(; ・`д・´)
今回のトレードルール
【エントリーポイント】
ゴールデンクロス発生時に買エントリー
デッドクロス発生時に売エントリー
【損切りポイント】
ゴールデン買エントリー ⇒ 直近安値
デッド売エントリー ⇒ 直近高値
【利確ポイント】
ゴールデン買エントリー ⇒ 直近高値
デッド売エントリー ⇒ 直近安値
以上のように、今回は成功しましたが、1回の成功では再現性が低いので、もっと過去のチャートを振り返ってデータを取ってみましょう!
続いては、このトレードルールに基づいて過去検証していきます(/・ω・)/
過去検証とは
過去検証とは、自分が作ったトレードルールの再現性を確かめることです。
やり方は、過去のチャートにトレードルールを当てはめた場合、どれくらいPIPSが取れるかなどのデータを取ります。
取れるデータは多い方に越したことはありませんが、最初は最低限の情報だけにするのがオススメです(^^)/
例えば、最初はエントリーと決済の時間や取れたPIPS数、日時や曜日などに絞る。
慣れて来たところで、上位時間足でのトレンド方向や水平線分析、その日1日の値幅や前日の値動きなどを加える。
様々な情報がありますが、焦らず少しずつ加えましょう(^^)/
また、個人的には、エクセルでまとめると非常に分かりやすいと思っております。
さて、続いては過去検証の結果をエクセルにまとめましたので見てみましょう!
過去検証の結果
下図は、単純にルール通り行った結果です。
二日間しか取っていませんが、2020年4月1日と4月2日のチャートに当てはめた結果こんな感じになりました。
最初の情報は、エントリー開始から終わりまでの時間、PIPS数、売買、だけにしました。
情報が多すぎると、分析する際にどの情報が結果に影響しているのか分かりずらくなりますからね( ゚Д゚)
少しずつ加えていきましょう!
本当は、もっと何ヶ月も何年分も取るのが良いと思いますが、今回は例えなので短くしてあります。
続いては、過去検証結果の分析を見てみましょう(^^)/
過去検証結果の分析①
ここからは、過去検証結果を分析していきます!
まずは、失敗した時のチャートを見てみましょう。
下図は、4月1日19時26分に買エントリーで入った時です。
真ん中の赤線部分の107.557で買エントリー後、下の赤線部分の107.505の損切りに引っ掛かりましたね💦
この時に注目してほしい点は、下図の赤丸の部分です。
エントリーする前の黄色移動平均線(75)と青色移動平均線(200)の間が極端に狭いですよね?
これでは、相場の方向性が分かりづらいです。
案の定、ゴールデンクロスが来たかと思えば、すぐにデッドクロスしており、線がごちゃごちゃしてしまっていますね(; ・`д・´)
また、赤丸の左側にデッドクロスがあり、このデッドクロスの売エントリーしたポジションが残っております。
これらの要因から、この時の買エントリーは控えるべきだと言えます。
要するに相場のボラリティが低いと予測が難しく、成功率が低いと判断できます。
つまり、今後加えるエントリールールとしては、
①黄色移動平均線(75)と青色移動平均線(200)の幅が狭いときはエントリーしない。
②前のポジションを残したまま、逆のエントリーはしない。(買エントリーを残したまま売エントリーはしない。)
※②は、両建てと言い、難易度の高い技術になるので今は触れません。
共通ポイント
相場のボラリティ(値動きが少ないこと)が低いと予測が難しくなります。
ボラリティが低いレンジ相場の高値安値を見極めるより、トレンドが出た時に乗る方が難易度は低くなります!
過去検証結果の分析②
次の分析です。
まず、4月1日21:08の売エントリーです。
結果としてマイナスですが、この日は21:15に『米3月 ADP雇用統計(前月比)』の経済指標の発表がありました。
この指標に関わらず、大きな経済指標の前後は、相場が大きく動く可能性が高く、予測も難しいので控えた方が良いでしょう。
続いて、4月2日4:32の売エントリーです。
こちらも結果としてはマイナスですが、この時間帯はニューヨーク市場のクローズ時間が近いので取引はしない方が無難です。
市場の参加者も減っていき、今までのトレンドとは違う動きを見せたりするので、やらないに越したことはないでしょう。
つまり、今後加えるエントリールールとしては、
③経済指標発表の前後はエントリーは控える
④ニューヨーク市場クローズ時間の前後はエントリーを控える
ポイント
経済指標の時は、ボラリティが非常に高くなり、スプレッドも広がるので極力トレードは控えた方が良いです( ゚Д゚)
勝てたとしても、継続的に勝ち続けるのは難易度が高いです!
自分でFXの難易度を上げる行為は止めましょう!
④は、先ほどのポイントの通りで、ボラリティが低い時はトレードを控えましょう(^^)/
過去検証結果の分析③
続いての分析です。
4月2日13:37の売エントリーです。
この時のチャートをご覧ください。
損切のエントリーを直近高値に設定したところ、損切りラインぴったりに引っかかってしまいました。
前述したとおり、直近高値や直近安値などは、皆が意識するラインでもあるのでライン方向に引き寄せられやすいです。
その為、今回のエントリーで言うと、直近高値の損切りポイントにも引き寄せられやすいです。
では、その解決策はどうするか( ゚Д゚)
答えは簡単です。
損切りポイントは、目安のラインより1~2PIPS広くする。
このようにしておけば、無駄に損切りに引っ掛かることは少なくなるはずです。
上記の図でも、赤の点線のように1~2PIPS広く損切りを設定していれば、マイナスだったものがプラスになります。
つまり今後加えるトレードルールは、
⑤損切りポイントを目安のラインより1~2PIPS広く設定する
ポイント
損切りは大事ですが、損切り貧乏になっては元も子もないですよね( ;∀;)
思い切って損切り幅を広げてみましょう!
損切り幅が狭いと、相場のノイズですぐに引っかかってしまいます。
せっかくトレンドに乗れていたポジションがちょっとした弾みで損切りになっては勿体ないですよね(; ・`д・´)
分析は以上です。
では、これらの3点をトレードルールに加えて、改正していきましょう(^^)/
トレードルールの改正
まずは、前述したトレードルール改正点をまとめてみましょう。
トレードルール改正点
- ①黄色移動平均線(75)と青色移動平均線(200)の幅が狭いときはエントリーしない。
- ②前のポジションを残したまま、逆のエントリーはしない。(買(売)エントリーを残したまま売(買)エントリーはしない。)
- ③経済指標発表の前後はエントリーは控える
- ④ニューヨーク市場クローズ時間の前後はエントリーを控える
- ⑤損切りポイントを目安のラインより1~2PIPS広く設定する。
以上を踏まえて、先ほどのエクセルデータに反映させてみましょう!!
反映結果
こんな感じになりました(^^♪
変わったところは、オレンジのマーカーを塗ってあります。
エントリー回数も減り、トータル獲得PIPSも増えましたね!
繰り返しになりますが、これは例えなので本来はもっと検証期間を長くするべきです。
二日間だけでなく1ヵ月や1年などある程度長い期間で検証をすれば、かなり精度はあがります(^^)/
ポイント
負けトレードや勝ちトレードをしっかり分析して共通点を見つけてください。
そしてその共通点をルールに1つずつ反映させて過去検証です(^^)/
良い結果になればルールに採用。
ダメならダメで、あなたの経験値が一つ増えます(^^♪
めげずに頑張りましょう!!
まとめ
いかがだったでしょうか(^^)/
トレードルールの例を元に、過去検証や改正のやり方をご説明しました。
大まかな流れが分かりましたでしょうか?(^^)/
この一連の流れを繰り返していき、徐々にトレードの精度を上げていきましょう。
また、エクセルの表では、PIPSが取れていても実際にトレードをするとなかなか上手く取れないということは、往々にしてあります( ;∀;)
そのためにもきちんとエクセルの表などで自分のトレード記録を残しておきましょう。
後で分析する際にとっても役に立つはずですよ(^^♪
今度の記事では、私が実際に行っているトレードルールとそれを検証したエクセルの表付きで紹介したいと思います!
長らく読んでいただきありがとうございます(^^)/
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chimaoのちまちまコツコツトレードは、豪ドル円買いとユーロ円売りを組み合わせた変則両建て戦法です!
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さらに、分割エントリーや分割決済、そしてナンピンを駆使して収益をチンマリ稼いでいます(^^)/
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